和歌山県南部の那智勝浦町というのどかな町の山中に、日本三大名瀑の一つともいわれている美しい滝「那智の滝」があります。
那智の滝は、静寂な雰囲気の中、流れ落ちる大量の水は迫力がありながらも美しく、しばらく眺めていたくなるような光景です。
今回の記事では、大門坂という所から那智の滝までの行程・風景についてご紹介します。
所要時間はおよそ1時間でした(休憩5~10分除く。)
下記のような方にも参考となれば幸いです。
- 那智の滝に到着してからの達成感をより味わってみたい
- 滝までの道中もゆっくり歩いて過程を楽しみたい
- 滝以外の自然も感じたい
- 何よりも美しい滝を見てみたい
それでは、スタート地点の大門坂からご紹介します。
目次
大門坂
大門坂という所までは、最寄駅のJR紀勢本線 那智駅からですと、熊野御坊南海バス(路線バス)那智山線で約15分程。最寄りの大門坂というバス停で降りて到着です。
または、時間を気にせず満喫したい方は車で向かうことをオススメします。
大門坂駐車場は無料で利用できます(2022年1月時点。)
夫婦杉
大門坂駐車場から4~5分程歩くと、とても立派な杉の大木が道の両脇にありました。夫婦杉と名付けられているようです。
このような大きな木々が両脇にある並木道と緩やかな石段が熊野那智大社辺りまで約30~40分続きます。道中はお年寄りから30~40代くらいのご年齢の夫婦が歩かれているところを見かけました。
熊野那智大社
大門坂を登り切ると間もなく熊野那智大社の鳥居が迎えてくれます。
社殿には参拝客がお参りをしたり、お守りなどの授与品を選んでいる方々がいらっしゃいました。
熊野那智大社別宮飛瀧神社
熊野那智大社を道なりに抜けると、飛瀧神社にたどり着きます。
ここまで来ると壮大な滝が目の前に見えます。
更に近くで滝を見ることができるお滝拝所舞台という展望台のような場所があります。鳥居に向かって左側にあるお滝拝所参入口で参入料(大人:300円・小中学生:200円 未就学児:無料。2020年2月時点)を支払って入ることができます。
那智の滝
大門坂から歩いて約1時間後に那智の滝に到着。
迫力のある滝水が落ちる音と一直線に落ちていく様子はとても綺麗で、達成感とここまで歩いて溜まった疲労が少し癒されました。
帰りは来た道を戻るか、飛瀧神社の手前にあるバス停からバスに乗って那智駅、那智勝浦駅に戻れます。
※バスの本数は時間帯にもよりますが、約30~40分に1本のダイヤのため乗り遅れにはご注意ください
最後に
那智勝浦には世界遺産の滝はもちろん、他にも静かで穏やかな自然豊かな景色が見られる場所がたくさんありますので、ぜひ日常から離れて自然に癒されに、観光で訪れてみてはいかがでしょうか。